故人やご先祖様に対して感謝の意味を表現するお供え物ですが、お墓参りの際にも何かお供えを持参する人がほとんどです。その際に気を付けたいこととして、お墓参りでお供えをする時に、直接墓石の上へ食べ物を置かないようにします。 常に雨風や太陽にさらされる、外にある墓石ではあるものの、マナーとしてお供え物用に台か、もしくはお盆などを用意することです。お盆などの持参が無いのであれば、お供えはハンカチや懐紙などを敷き、その上にのせるようにします。手作りもものではなくパッケージされた食品などをお供えすることもありますが、箱や袋入りのものはお供えの際に口を開けることです。 生きている人間のように、お供えをご先祖様がバリバリ食べるわけではありませんが、仏さまには香りを届けて楽しんでもらうことができます。飲料ならキャップなど蓋を開けること、菓子類は袋などの口を開けてお供えすることです。 注意したいのはお墓参りでのお供えは、その後その場で皆で食べるか、もしくは持ち帰るようにすることであり、そのまま飲食物を墓地に残さないようにします。 |